2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
NASAが2022年に月の南極に送る無人探査車「バイパー」の想像図=NASA提供・共同 【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は25日、月の南極に存在する氷の分布を調べる無人探査車「バイパー」を2022年に月面に送ると発表した。24年に飛行士の月面着陸を目指す…
【シドニー=松本史氏】世界各地で先住民の文化や歴史を尊重する動きが広がっている。オーストラリアは26日から巨岩「ウルル」への登山を禁止し、カナダでは観光を活用して伝統文化を継承・保護している。世界で3億7千万人いる先住民の尊重は国連の「持続可能…
黒崎卓 一橋大学教授 ポイント○社会実験的政策評価の基礎構築で革新性○インドで500万人以上の小学生が恩恵○小さな実践的問題の解決を積み上げ成果 2019年のノーベル経済学賞は、米マサチューセッツ工科大(MIT)教授のアビジット・バナジー氏とエステール・…
太陽系外惑星常識超す姿 ビッグバンの名残に根拠 物理学賞は「宇宙の進化と宇宙における地球の位置の理解への貢献」で、欧米の研究者3人が受賞した。 初めて見つかった太陽系外惑星は、それまでの常識を覆すものだった=NASA/JPL-Caltech提供 スイス・ジュネ…
政府の宇宙政策委員会は17日、月を周回する宇宙ステーション「ゲートウエー」の建設など国際協力で月を探査する計画へ参加する方針を決めた。近く計画を主導する米国へ正式に参加を表明する。しかし米国と日本では月探査の意義づけにズレが残る。日本はどこ…
貧困層の子どもをモデルにしたファッションショーで記念写真に納まる西側さん(前列中央左)ら(2月、マニラ)=西側さん提供・共同 フィリピンの首都マニラの貧困地区で暮らす子どもたちが無償で通えるファッションスクールを設立する計画が進んでいる。2020…
ネットで交流 増える学習教材 学校に行かずに家庭で親と学ぶ「ホームスクール」を選ぶ子どもが増えている。インターネットの普及を背景に、地域の大人や同世代の子と交流したり、オンライン教材を使って学習したりといった環境も整いつつある。不登校の子ど…
神奈川県立生田高校総括教諭 小原美枝氏 生徒の私物活用/教員の研修充実必要 神奈川県は全ての県立高校で、生徒が私物のスマートフォンなどを学習に利用できる環境を整える。先行導入した県立生田高校(川崎市)の小原美枝総括教諭は、授業を対話型に変える…
後継者難などに苦しみ、未来の展望が描けない中小企業の廃業を支援するサービスが相次ぎ登場している。新生銀行は資産超過のうちに事業整理を促す「廃業支援型バイアウト」サービスを提供。事業承継を目的としたM&A(合併・買収)も増加し、廃業に必要な資金…
経産省、海外の知見取り込み まず仏独などの6機関 経済産業省は革新的な低燃費技術など次世代エネルギーに関する研究開発を進めるため、20カ国・地域(G20)の主要研究機関と連携する枠組みをつくる。エネルギー技術に関する海外の知見を積極的に取り込む狙…
政府が開発協力する東南アジア諸国連合(ASEAN)の都市インフラ整備の構想に国内の約200の企業・団体が参加する。交通渋滞の緩和策やキャッシュレス決済システムの構築など、対象となる26都市の機能を効率化する事業計画に基づきノウハウを持つ日本企業が個…
以下が、日本主導でやってきた「アフリカ開発会議」の8月開催での「横浜宣言2019」を安倍首相が述べたのです。 御列席の皆様「アフリカに躍進を!人,技術,イノベーションで」とのテーマの下,3日間にわたって開催されたTICAD7が,ここに閉幕します。 アフ…
日立造船の柏工場(千葉県柏市)の一角に銀色に光る幾本もの金属の筒が並ぶ。二酸化炭素(CO2)と水素を反応させて都市ガスなどに利用できるメタンを作る「メタネーション」の技術を実証している現場だ。 CO2と水素を反応させてメタンを合成する=日立造船提…
// 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のニューズレター「モラル・マネー」10月2日号では、社会にもたらすプラスの効果を勘案して投資先を選ぶ「インパクト投資」の実績を数値化する試みについて論じた。主な内容は以下の通り。 世界各国の首脳がニューヨー…
子どもの日常描く現地出版作品紹介 村田はるせ 西アフリカの人々が手がけた絵本を研究し、日本で紹介する活動を続けている。コートジボワールやベナン、ブルキナファソ、セネガルといった国々を訪れて絵本を集め、作家や画家、編集者に話を聞いてきた。 アフ…
9月下旬にニューヨークで開かれた国連総会の会合では、10代の環境活動家、グレタ・トゥンベリさんが気候変動に対する緊急対策を呼び掛ける熱烈な演説で話題をさらった。 画像の拡大 スピーチは衝撃的だった。だが、あれだけの熱弁の後でも、投資家がまだ気候…